ある丘に作られた町であることに気づく。傾斜は１度ぐらいであろうか、ＪＲの奈良駅から
三条通りを抜け東向き商店街辺りまではそんな感じである。
いつになく、三条通りはにぎやかな人出となっている。まあ、観光シーズン、修学旅行シ
ーズンであるし、そんなもんかという感じである。奈良もちょっとした裏手に入ると、人出
はぐっと、減り感慨深けになる。左は有名な”馬の目”である。
キや周辺の紅葉などに出かけてくる人たちが多い。春日大社から水谷神社をぬけ、若草
山に登るのだが、ここの登り小口でハイキングの１団体に出くわした。なんとそこで、偶然
にも例の伊勢講の仲間にばったりと合った。この団体のウォーキングに参加しているそう
だ。よくもまあ、こんなところであうもんやなあと１人時のいたずらに感心しまくった。私は
いつもこういうことに、この世界の不思議を感じるのである。左は春日大社の大鹿。
子がガイドをしていたので、聞いてみると奈良新聞の健康ｳｫｰｷﾝｸﾞを実施しているらし
い。さて、何人か１３００人の参加だそうだ。今回出くわした人の最高記録に間違いない。
この団体とも若草山を降りると同時に別れを告げ、私の足は、３月堂、２月堂、正倉院、
大仏池、東大寺へと向かう。左は若草山の鹿。左下は若草山のススキ。
てこいである。女性グループやカップルもよくみかける。依水園までのこの道は落ち
着いていて、いい雰囲気である。静かにもの思いにふけられるのは、最初の高畑界隈、
二月堂から中性院の道、そしてこの水門町である。ぜひ、歩いてください。
お土産はいっぱいあります。
自らを知らずして、賢しと称するは愚中の愚なり。
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