奈良町散策(古きよき町並みを散策する) 2002/4/27 晴れ
★★★★
奈良町いいところです。ぜひ一度Sight Seeingを!!
久しぶりに奈良町(ならまち)を散策する。自宅から20分程で 奈良に着くが近いが故になかなか訪れる機会を失ってしまうも のである。JR奈良駅から三条通りを上がり、猿沢池まで歩く。 ここら当たりから南側当たりがもう奈良町に入る。この猿沢池の 入り小口に、人力車で観光案内をしてくれる車夫が待機している。 猿沢池周辺は、家族連れや、カップルで賑わっている。池の中は ところ狭しと亀が泳いだり、甲羅干しをしている。 ”人なれしている亀”である。 目的をもって歩いているわけではないので、足の赴くままゆ〜くり と奈良町の奥へと進む。ちょっと入るだけで静かなたたずまいの 町になる。 |
静かな町である。フリーマーケット の看板が見えた。これは、もしやと 思い覗いてみると、やっぱり最近 BBSに書きこませてもらった爺ちゃん 婆ちゃんの店であった。正体を明かす ことなく、黙ってお店を拝見したあと、 先へ進んだ。やがて、この町独特の 庚申さんの御守りがやけに多く目に付 くようになってきた。 そんな中、松の実をつるしたお店が 現れた。新茶の印であろうか? |
"もちいどの通り"、"しもみかど通り"を抜け、いっそう静かな町並 みに入っていく。昔ながらの古い看板を出している店や、めずらしい 看板、こだわりをもった看板、人目見て店の内容がわかる看板などが 次々と目に飛び込んでくる。趣があってなかなかいい。 左の”菊一文字”は何屋さんかわかりますか?刃物屋さんです。 ”無空”何屋さんでしょう。たんなる、喫茶店の名前です。更に 町中へ。 |
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これは、奈良町資料館どうやら 個人の資料館らしいが、無料。 中には、江戸時代の看板や、め ずらしい昔の道具。 夏目漱石、谷崎潤一郎、志賀 直哉、吉川英治といった文豪の 直筆原稿などが展示してある。 芥川竜之介の原稿などを見て いると、その繊細さが感じられる。 |
この看板もめずらしい、蚊帳さん。 |
ぐるっとほぼひとまわり。時の資料館(入場料100¥)や市立史料保存館(無料)、大乗院庭園文化館(無料)、オリエント館なども この当たりにある。ところどころに出くわす陶器の店や藍染めの店、手作りのお土産の店などを、じっくりみてあるく。 趣があって非常にいい感じの店が続く。静かである。私は静かに散策するのがこの上なく好きである。私はどうやら古いもの、 かわいいもの、趣のあるもの、伝統を感じるもの、深さを感じるものに、強く引かれる傾向がある。 |
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左写真 大乗院庭園 | |
”しあわせ猫かむり”のマスコット | |
さあ、ここから超憩いの場である”高畑茶倫(サロン)”へ向か った。かの文豪志賀直哉など文化人が日々集まったサロンで ある。右のように住まいの庭を喫茶に開放したお店である。 2,3人のお客がいたが、音は鳥のさえずりが聞こえるだけで ある。静かである。(飲み物は高い!アイスコーヒーは700円 する、ビールの方が安いのである。夏に向けての商売を狙って いるのかも) |
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いわしの頭にひいらぎ。 | いや〜!めずらしやまだこんな風習があるなんて。 |
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