三ノ宮コース（港町が一望。毎日登山発祥の再度山を歩く）　2003/5/24(土)　曇天
★★★　森林浴を浴びたい人へ
参加メンバー　"奈良のタフガイ”と”Ｄｒ．ポー”と”浪速のおもろい夫婦”
コース（パンフ）　９．７Ｋｍ　４Ｈ０５Ｍ ＜　結果　１４．４Ｋｍ ４Ｈ４０Ｍ
　　　　　　　　　　１０：０５スタート−−−＞１４：４５着　

三ノ宮の鋭角的な都会を歩き、すぐ生田神社に入る。生田神社と言えば、あの大震災で本殿が
つぶれたのは、生生しく記憶にあったのだが、すばらしい本殿に修復されていた。
生田神社を参拝後、相楽園を経由して、諏訪神社に入る。韓国様式がわずかに感じられる
構えで、朱がまぶしくきれいである。

生田神社鳥居	生田神社	諏訪神社

久しぶりにガイドブックの講釈を書いとこう！
生田神社：稚日女尊（わかひるめのみこと）を御祭神として、商売繁盛、健康長寿を願う神社。
諏訪神社：武勇の健御名方大神（たけみなかたのおぼかみ）、農業の神比売神（ひめかみ）
　　　　　　＝諏訪明神と宇迦之御魂大神（うがのみたまのおおかみ）＝稲荷大神で、長寿健康
　　　　　　商売繁盛を願う。
諏訪神社の奥からが再度山（ふたたびさん）のハイキングコースにはいる、コースの中腹からは
ポートタワーを中心とした神戸の港が眺望できる。コースはやがて猩々池（しょうじよう池）に。ここで休憩。

中腹からの眺望	猩々池の黄色のアヤメ

猩々池から再度山の大龍寺までは、すぐそこ。ここまでのコースはなだらかな山道で、険しくはない。毎日登山の
山として親しまれているのは、そのせいでもあろう。わがパーティーもなんの障害もなく、ここまでは来たのである、
お昼を取るまでは。

おもろい夫婦	水子霊が見えますか？	大龍寺本堂

今回ごいっしょっした、おもろい夫婦さん。まだ新婚さんですが、粋があっててなかなかうらやましかったですねぇ。
無造作に出るＶサインはなんでしょうか？ちなみに手に持ってるのは、１リッターの水です。
お昼にお湯を沸かすのに、下から”よいっしょ、よいっしょ”って持って来てくれたんです。

まあ、そろそろお昼にするかね。Ｄｒ．ポー（Ｄｒ．ポーはＤｒ．ぴ〜の幼馴染）がこのお昼の御ぜん立ては取り仕切って
ますからね。山の頂上でお湯を沸かし、コーヒーやラーメンを食べるのは、山登りの最高の贅沢な一時です。
それをみんなで共有しようと言うわけです。Ｄｒ．ポーの指示のもと、なんせ三ノ宮のローソンで、水１リーッターと
ラーメン、コーヒーを買いこんで来ているわけです。それが、Ｖサインの水。

いいぞいいぞ、じゃあ、お湯を沸かしてくれ〜。おや、様子が変だ。どうもガスボンベが器具にセットできないようだ。
「おい、どうした！」「あれ〜、なんかあわへんなあ。間違ったかな」しばらく、Ｄｒ．ポーは格闘していたが
どうやら、器具にあわないガスボンベを持ってきたようで、つまりそれは、お湯が沸かせないという状況に
陥ったということにほかならない。あわれ、１リッターの水。

格闘するＤｒ．ポーとＶサイン君	用をこなせなかったあわれな器具たち。

Ｄｒ．ポーは相当なショックで、あきらめきるまで１５分は要した。あわれな、器具たちよ。とりあえず、おにぎりは全員
買っていたので、それを食べて昼食はすませたのだが。チキンラーメンは生で試食され、コーヒーは水コーヒーとして
飲まれたのである。こんな時もある（私は２回目であるが）

昼の事は、笑い話で吹き飛ばし、下山開始。途中１万回登山達成者の記念プレートをはめ込んだ記念碑を見た。
結構達成している。Ｖサイン君の奥さんが一言。「”なんか意味あんの？””なんで山登るの？とか”なんで生きてるの？”
と同じ類やな。」。、とＤｒ．ポーが解説、しかし、まだ、お湯がほしかった。と悔やんでいる。
そんなこんなで、下山した。下山は新神戸駅、オリエンタルホテル方面への下りとなるが、上りよりきつい行程となる。

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